振り子の原理と鉄の技術で、大切な命と建物を守る
構造設計者の高度化するニーズに応える球面すべり支承「NS-SSB」

メリット

建築物に免震部材が採用されて約30年。これまでの免震支承には、様々な課題が指摘されています。供用期間中の積載荷重の増減や素材の経年変化により、免震層の周期が変化すること、長周期化を図るには数種類の免震部材の混用が避けられないこと、更には長周期地震動への対応が容易でないことなどが挙げられます。

従来製品 特徴 NS-SSB
× 周期の不変性
すべり支承等の併用 長周期化の手段 曲率半径を大きくする
大変形免震
大きい 性能のばらつき 小さい
耐久性
免震部材ごとに生じる 鉛直変位 免震部材は1種なので差がない
要求性能に応じて減衰装置を選択 減衰 支承自体に減衰機能あり、
オイルダンパーの付加可能

「鉄」を熟知した弊社だからこそ実現できた、従来製品とは大幅に異なる免震支承。
支承機能と減衰機能をあわせ持つ「NS-SSB」が、高性能免震を実現します。

NS-SSBの5つの特長

1. 免震層の固有周期は固定荷重及び積載荷重に影響されません。

免震層の固有周期はT=2π√2R/g で決まるため、固定荷重の影響を受けません。また、建物の供用期間中に積載荷重が変化しても意図した周期は、影響を受けません。

2.単一の免震部材で長周期化が図れます。

ゴム系支承は平面すべり支承や直動転がり支承を併用して長周期化を図ります。しかし、NS-SSBは球面すべり支承なので他の免震部材との併用は不要です。

3.性能のばらつきはごくわずかです。

免震層の固有周期は、コンケイブプレート球面部の曲率半径の精度に依存します。コンピュータ制御による機械加工なので、製造ばらつきはごくわずかであり、また、経年変化によるばらつきもほとんどありません。

4. 基準面圧は60N/mm 2 です。

主要材料として金属材料を採用することで、積層ゴム支承の約3倍の面圧を実現しました。高面圧なので装置そのものが小型で、上部躯体及び基礎等との接合部がコンパクトになります。

5.免震部材の選定が容易です。

ゴム系支承の選定は建物の要求性能を満足するゴム総厚とゴム径が得られるまで繰り返しが避けられません。しかし、NS-SSBはスライダーの直径Dslとコンケイブプレートの外形Dcを選択するだけです。

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