鋼管の先端に螺旋状の羽根を溶接した軸径φ400以上の無排土の回転鋼管杭工法。主に全旋回ケーシングジャッキで施工を行うため、比較的大規模な工事で採用されます。特長としては、産廃処理や水質汚染など環境影響が懸念される場合に用いられるほか、羽根による大支持力を生かして1柱あたりの杭本数を減らし基礎工事全体の費用を低減を図れる場合もあります。

メリット

環境にやさしく、地震に強い。時代のニーズに応えた杭工法です。

Merit 1 リサイクル・ゼロ工ミッションを推進するので環境にやさしい工法です。

無排土

杭の先端に螺旋状の羽根を設けて回転圧入による貫入を行うため、無排土施工を実現しました。このことにより、杭周辺地盤を締め固める効果も得られます。

リサイクル

貫入時と逆に回転させることによって、容易に杭体を引抜くことができるので、リサイクルが可能になります。従って仮設杭としての利用も可能です。

水質汚染防止

ベントナイトやセメントの一切を使用しないため、井戸水や地下水などの水質の汚染を防ぎます。

被圧水対策

プレボーリングや掘削をしない無排土の回転圧入工法のため、被圧地下水を有する地盤での施工が可能です。

Merit 2 都市部でも使えます。

低騒音・低振動

全旋回機等による回転圧入工法の採用により、杭を地中に貫入する際に衝撃を発生せず、低騒音・低振動施工を実現しました。

現場車両数の低減

無排土であり、コンクリートやセメントミルクを用いない工法であることから、残土排出やコンクリートミキサー車などの工事車両の出入りが不要であり、工事車両の数が少なくて済みます。

Merit 3 信頼性の高い基礎が構築できます。

大支持力

回転圧入工法による先端地盤の締め固め効果、及び羽根の拡底効果により、大きな鉛直支持力を得ることができます。

大引き抜支持力

貫入時に羽根部に推進力として作用した受動抵抗力が、そのまま引抜き抵抗力となるため、大きな引抜き支持力を得られます。

高品質

最終根入れではトルクにより支持層を確認することができるため、高品質で信頼性の高い杭基礎の構築が可能です。

高耐震性

鋼管杭基礎であるため、大きな変形性能を有しており、耐震性に優れています。

Merit 4 特殊な条件での施工も可能です。

近接施工

無排土施工をしますので、杭周辺地盤を緩めることがなく、近接した既設構造物の基礎や埋設管等への影響を抑えた施工が可能です。

狭隘地 上部高さ制限付きでの施工

コンクリートプラントなどが不要で、杭打ちに使用する設備が少ないため、既設構造物脇などの狭隘な現場での施工が可能です。全旋回機や小径杭打ち機では、建屋内部、高架橋下や架線下など上部高さ制限のある現場にも対応できます。

Merit 5 工期短縮などからコスト低減に貢献します。

短工期

コンクリートやセメントミルクなどの打設及び養生を必要としないため、場所打ち杭や埋込み杭に比べて、短工期での施工が可能です。

低コスト

大きな支持力を発揮できることから、杭径を小さくする、あるいは杭本数を減らすことができます。また泥水・残土の処理費用が不要となること、工期の短縮などから、コストの低減がはかれます。

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